2010年12月17日

酒かすでドブロクができるか?

先日、ネットで
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-1594.html
を読みました。

やる夫が酒をつくるようです 日本酒編

ドブロクのつくり方が紹介されていますが
その材料分量は

水 1リットル+α
米      3合
酒かす    5〜600g

だそうです。山田氏の米3合、水1Lの亜種でしょうか?
ただ、残念ながら
上記の材料ではお酒にならないような気がします。
高い確率で失敗する可能性が高いです。

本当にこの文章を作った人はコレで成功したでしょうか?
なんか、ドブロクつくりの本を斜め読みして作った感じがします。

同じ文章の中に
日本酒の製造プロセスを説明する部分があります。

原料米を蒸して、麹を加えて、米のデンプンを糖に変える
得られた糖液に酵母を加えてアルコール発酵させる

この部分は日本酒もドブロクも基本的には同じです。

ココで出てくる、「麹」「酵母」コレが酒かすで代用できるか?
が上記のレシピでお酒が作れるかの焦点になります。
なのでかなり「酒かす」選びが重要なポイントになるはずなのですが
文章を読み進めると
フツーにスーパーで売ってる「酒かす」でOKとかかなり適当なことを書いているので
コレを書いた人は実践はしてないんじゃないかなぁと思います。

確かに酒かすの中には「酵母」がふくまれている可能性はあります。
実際に新酒を絞る季節にでる新しい酒かすをつかって酵母を取り出して、
ドブロクを仕込んでいる人がいます。

ただし通年通して販売されている「酒かす」から必ず酵母が取れるわけではありません。
取れない場合もかなり多いです。

酒かすが「麹」の代わりになるか?
これもちょっと難しいかも知れません。
「麹」が米のデンプンを糖化させるわけですが、コレを麹カビが行っていると勘違いされている方が結構います。
実際は麹に含まれる酵素「アミラーゼ」によって糖化します。

酒粕の中にそれほど米を糖化させるだけの
アミラーゼが含まれているのかどうか?はかなり疑問です。

特に絞ってしまった板上の酒カスならなおさらだと思います。

とういう上記の理由から、
このレシピでの作成は失敗する可能性が高いと考えられます。

お酒が出来るプロセスを知ることがドブロクを作るうえでかなり有用です。

ドブロクつくりをする前に一度試してもらいたいものがありますのでそちらを紹介したいと思います
posted by コウジ2000万パワー at 17:13| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
リンクのサイトを参考に作りましたよ。
普通にできました。

たまたま酒かすが良かったからかもしれませんが…でも近所のヨーカドーで買ったやつですよ?ヨーカドーで取り扱いがある酒かすなら特別なものではないはずです。

良い環境の容器の中でカビが増えれば、カビ自体も酵素を発生させますので充分発酵すると思います。

このレシピの良い所は本当に判りやすい材料のみというところ、イースト菌やらヨーグルトやら入れなくていいので、素朴でわかりやすい味がします。

できないのではと思うのでしたら、試しにやってみたらいかがですか(・∀・)びっくりすると思いますよ。
Posted by たまたま見つけました at 2011年06月29日 02:11
酒粕から作ってみたところ、腐ってはないのですが酸味が強すぎて飲めないのが出来ました。
やはり安定して作るには、麹と酵母を使った方が良いようです。
Posted by D at 2015年05月18日 22:32
搾りかすにも普通は大量に酵母いますけどね。
取り扱いを間違えなければ市販品のでも生きてますよ。
栄養がない状態だとあっという間に死にますけどね。
Posted by at 2017年11月30日 19:42
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